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泌尿器科

愛犬や愛猫に

こんな症状はありませんか?

このような症状が見られたら、泌尿器疾患の可能性があります。 動物病院では泌尿器疾患は多くみられる病気の一つです。
  • トイレに何回も行く
  • トイレの時間が長い
  • おしっこに血が混じる・色が赤い
  • よくお水を飲む
  • おしっこの量が増えた・減った
  • おしっこのにおいが強い・変わった

こんな病気の可能性があります

犬の主な泌尿器科疾患

膀胱炎

膀胱に炎症が起こり、血尿や頻尿などの症状が見られる病気です。特に細菌性膀胱炎になりますと、時に強い臭気を伴うおしっこをすることがあります。原因によって治療法が異なりますので、原因をしっかり調べることが重要です。

尿石症

泌尿器系(腎臓、尿管、膀胱、尿道)に結石ができる病気で、膀胱や尿道に結石が出来た場合、血尿や頻尿が認められます。特に雄のわんちゃんの場合は尿道に結石が詰まりやすく、排尿姿勢を取るがおしっこが出ない状態(尿路閉塞)になることがあります。尿路閉塞になりますと、カテーテルを用いておしっこを出させる必要がありますのですぐに当院へご相談ください。

猫の主な泌尿器科疾患

腎臓病

猫の腎臓病には慢性と急性があり、特に猫に多いのが慢性腎臓病です。慢性腎臓病は腎臓の機能の低下あるいは障害を受けた状態が数ヶ月以上にわたって続いている状態と定義されています。初期の症状には飲水量の増加や、尿量の増加が認められます。進行するにしたがって嘔吐や下痢、食欲不振等の症状が認められるようになりますが、症例ごとに症状や経過は様々な事が多く、いずれも早期診断による治療の介入が重要になります。

下部尿路疾患 :FLUTD

下部尿路疾患とは、猫の尿道や膀胱に関連する病気の総称です。その中で猫に特に多いと言われているのが、特発性膀胱炎という疾患です。特発性膀胱炎の炎症の原因は分かっていませんが、ストレスが重要な因子であると考えられており、再発や発症の予防には自宅での食事や生活環境の見直しが重要となります。また、特発性膀胱炎のみではなく、尿路結石や炎症による血餅等により頻尿や排尿障害等の症状が認められる場合がありますので、尿の回数や状態の異常が認められた際には命に係わる疾患も多いため、お早めのご来院をお願いします。


当院の泌尿器科治療の特徴

  1. 1.投薬、食餌療法

    膀胱炎の場合、抗生剤や痛み止めの内服が必要な場合があります。
    また、尿路結石の種類によっては食事療法が可能なものもありますので、尿検査等の結果を見て療法食の提案をさせていただく場合もございます。

  2. 2.尿路閉塞解除

    おしっこが出ない場合、命に関わる危険性もありますので、カテーテルを入れておしっこを出させる必要があります。血液検査も同時に行い、場合によっては入院が必要になることもあります。

  3. 3.点滴

    慢性腎臓病などで脱水が激しい場合、点滴が必要になります。わんちゃん、ねこちゃんの点滴には皮下点滴と静脈点滴があり、その子の状態や飼い主様の都合をお伺いして治療方針を提案させていただきます。

当院の泌尿器科治療の流れ

  1. 1 受付・問診

    午前は7時00分から受付を開始します(※午後の診療は15時00分から受付を開始いたします)。
    受付開始前にご来院された場合は、入口横にある受付表に飼主様のお名前とペット名をご記入ください。どの診療科を受診すればよいかわからない場合は、受付にお申し出ください。
    受付にて、看護師が軽い問診をとらせていただきます。
    この際に尿が出なかったり、ぐったりしている等の緊急性の高い症状が認められる場合にはお早めにお申し付けください。

  2. 2 身体検査

    問診を元に、身体検査を行います。受付で伝えられなかった事や気になっている事は、直接、獣医師にお伝えください。

  3. 3 検査・処置

    それぞれの症状や病態に合わせ、血液検査・尿検査・超音波検査・レントゲン検査等をさせていただきます。

  4. 4 今後の治療計画のご説明

    検査を元に、内服療法や食餌療法、外科治療となります。ご不明な点やご不安な点は、ご遠慮なくお尋ね下さい。

  5. 5 会計・次回予約

    診察が終わりましたら、待合室にお待ちください。お名前が呼ばれましたら、受付窓口にいらしてください。お会計時に、看護師からお薬のお渡しとご説明をさせていただきます。