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愛犬・愛猫の“もしも”を防ぐために今知っておきたい子宮蓄膿症

船橋市・鎌ヶ谷市・白井市の皆さまこんにちは。

千葉県船橋市・鎌ヶ谷市のハロー動物病院です🐶🐱

愛犬や愛猫が、急に元気をなくしたり、水をがぶがぶ飲み始めたりしたらそれは「子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)」という病気のサインかもしれません。

避妊手術をしていないメスのワンちゃんやネコちゃんに多くみられる病気で、進行が早く、命に関わる危険性もあるため注意が必要です。

子宮蓄膿症は、発情後にホルモンの影響で子宮内に細菌が入り込み、膿がたまってしまう病気です。症状としては、食欲の低下、元気がなくなる、多飲多尿、陰部からのおりもの(白や茶色っぽい)が見られます。ただし、おりものが外に出ないタイプもあり、見た目では分かりにくいこともあります。

この病気の怖いところは、進行が非常に早いことです。

放っておくと膿が腹腔内に漏れたり、細菌が血液中に広がって敗血症を起こしたりと、命にかかわる事態になってしまいます。治療には、感染した子宮と卵巣を摘出する手術が必要となることが多く、体への負担も大きくなります。

では、どうすれば防げるのでしょうか?
最も確実な予防法は、若いうちに避妊手術を受けさせることです。避妊には、子宮蓄膿症の予防に加えて、乳腺腫瘍の発生リスクを減らす効果もあります。ワンちゃん・ネコちゃんの将来の健康を守るために、避妊手術はとても大切な選択肢のひとつです。

「なんだか様子が変だな」と感じたとき、それは動物たちからの小さなSOSかもしれません。元気・食欲・飲水量・おしっこやおりものの変化など、日頃のちょっとした違和感を見逃さないことが、病気の早期発見につながります。

大切な家族であるワンちゃんやネコちゃんの健康を守るために病気を知り、日頃から健康を考えていきましょう。

何かわからないことがあればお気軽に当院にご連絡ください📞