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犬の散歩の効用とは?知っておきたい健康と行動への影響

船橋市・鎌ヶ谷市・白井市の皆さまこんにちは。

千葉県船橋市・鎌ヶ谷市のハロー動物病院です🐶🐱

 

犬を飼う上で欠かせない「散歩」。毎日のルーチンとして行っている方も多いと思います。しかし、散歩の目的は単にトイレを済ませることだけではありません。散歩は犬の健康や行動に大きな影響を与えます。

本記事では、犬の散歩の効用について詳しく解説し、健康維持や問題行動の予防につながる理由をお伝えします。

 

  1. 犬の散歩がもたらす主な健康効果

1-1. 肥満予防と運動不足の解消

犬も人間と同じく、運動不足になると肥満になりやすくなります。肥満は関節疾患や糖尿病、心臓病などのリスクを高めるため、適度な運動が重要です。特に小型犬は室内で過ごす時間が長いため、散歩による運動が欠かせません。

運動の目安

  • 小型犬(チワワ、トイプードルなど):1日30分~1時間程度
  • 中型犬(柴犬、コーギーなど):1日1時間程度
  • 大型犬(ゴールデンレトリバー、ラブラドールなど):1日1~2時間

1-2. 消化機能の促進

散歩中の適度な運動は、胃腸の働きを活発にし、便通を促進する効果があります。特に、便秘気味の犬には毎日の散歩が有効です。

1-3. ストレスの軽減

犬は本来、活発に動き回る動物です。狭い室内に閉じこもってばかりいると、ストレスがたまり、無駄吠えや破壊行動につながることがあります。散歩はストレス発散の重要な手段であり、適度な運動と外部刺激が心の健康を保つ助けとなります。

 

  1. 犬の社会性を高める散歩の効果

2-1. 他の犬や人との交流

散歩中には他の犬や人と出会う機会が増えます。適切に経験を積むことで、犬は社会性を身につけ、人や他の犬に対する恐怖心を減らすことができます。特に子犬の時期(社会化期~若齢期)は、できるだけ多くの人や犬と触れ合うことが重要です。

2-2. 問題行動の予防

運動不足やストレスが原因で起こる問題行動(噛み癖、無駄吠え、家具の破壊など)は、適切な散歩を取り入れることで軽減できます。また、散歩中に「待て」や「おすわり」などの習慣付けにより、しつけの練習にもなります。

 

  1. 正しい散歩の方法とは?

3-1. リードの使い方

リードは短すぎず長すぎず、適度な長さで犬をコントロールできるものが理想です。引っ張り癖がある犬には、ハーネスを使用するのも有効です。

3-2. 散歩のタイミング

犬種や年齢によりますが、散歩は朝夕の涼しい時間帯に行うのがベストです。特に夏場は、アスファルトの温度が高くなるため、肉球のやけどを防ぐためにも注意しましょう。

3-3. 適切なコースの選び方

静かな住宅街や公園は、車の往来が少なく、安全な散歩コースとして適しています。また、草むらにはダニやノミがいることがあるため、散歩後のチェックも忘れずに行いましょう。

 

  1. こんな時は要注意!散歩中に見られる異変

4-1. 歩きたがらない・足を引きずる

関節の病気(関節炎や膝蓋骨脱臼など)が原因の可能性があります。足の甲が汚れて変に思うことはありませんか?特にシニア犬や小型犬では注意が必要です。

4-2. 過度な息切れや咳

短頭種(フレンチブルドッグ、パグなど)は気道が狭いため、息苦しくなりやすいです。また、心臓病が潜んでいる可能性もあります。

4-3. 途中で座り込む

熱中症の可能性があるため、すぐに日陰で休ませ、水を与えましょう。夏場はこまめな水分補給が重要です。

 

  1. まとめ

犬の散歩は、単なる運動ではなく、健康維持や問題行動の予防にも役立ちます。適切な方法で散歩を行うことで、犬の身体的・精神的な健康を向上させることができます。

 

「うちの子は散歩が苦手」「散歩中の引っ張り癖が直らない」などといったお散歩に関するお悩みがあれば、ぜひ当院までご相談ください!