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愛猫の“もしも”を防ぐために。今知っておきたい異物による腸閉塞

船橋市・鎌ヶ谷市・白井市の皆さまこんにちは。

千葉県船橋市・鎌ヶ谷市のハロー動物病院です🐶🐱

 

「ひもやおもちゃの一部が見当たらない…」
「最近、吐くことが増えた気がする」
そんな様子に気が付いたら、それは腸閉塞という病気のサインかもしれません。特に好奇心旺盛な若いワンちゃんや猫ちゃんではよく見られるトラブルです。

今回は、「腸閉塞」について詳しくお話します。

異物による腸閉塞とは?
異物(ひも・ビニール・おもちゃ・布など)を誤って飲み込んでしまい、腸の中で詰まってしまう状態です。特に「ひも状異物(ひもや糸など)」は腸を切ってしまうこともあり、非常に危険です。
腸閉塞が起きると、内容物が先へ進まず、腸が膨れたり、炎症や壊死を起こしたりするため、早期の対応が必要です。

腸閉塞の症状では以下のような症状が見られます。
・何度も吐く(とくに食後)
・食欲の低下
・元気の低下
・便が出なかったり、下痢をする
・お腹を痛がる(触ると嫌がる)
・異物を食べた可能性がある(おもちゃやひもがなくなっている)

これらの症状がある場合、早めの受診が必要です。

治療は異物を食べた直後や胃にあれば催吐処置で吐かせることで解決する場合があります。しかし、閉塞していたり、吐かなければ状況によって内視鏡や開腹手術で異物を取り除く必要があります。
脱水や電解質異常がある場合は、点滴治療を行います。
とくにひも状異物は腸を傷つけやすいため、緊急手術が必要なケースもあります。

予防のためにできること
・ひも類や小さなおもちゃは出しっぱなしにしない
・遊ぶときは飼い主が見ているときに限定する
・いたずら好きな猫ちゃんは誤食防止のための環境づくりを徹底
・異物を食べたかも?と思ったらすぐに動物病院へ

猫ちゃんの安全のために、日々の観察と環境づくりを心がけましょう。

もし気になることがあれば、いつでもお気軽に当院までご相談ください📞