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2024.01.31
スタッフのつぶやき
犬の緑内障の症状・原因・診断・治療法について|獣医師が解説 千葉県船橋市・鎌ヶ谷市のハロー動物病院
船橋市・鎌ヶ谷市・白井市の皆さまこんにちは。
千葉県船橋市・鎌ヶ谷市のハロー動物病院です。
今回は緑内障について解説いたします。
◆緑内障とは…
眼球の内圧の上昇とそれに伴って起こる視覚障害のことを指します。
眼球内にある房水の流れに異常が起き、内圧上昇が起こることで、
経過により視力喪失を招くとされています。
◆原因
原発性、続発性、先天性に区別されます。
原発性:
眼球内の異常やその他の全身性疾患は一切認められず、最終的に両眼に発症し、
遺伝が強く関与していると考えられています。
続発性:眼の病気(炎症、出血、腫瘍、水晶体脱臼など)や全身の病気の結果、
二次的に起こるものとされています。
◆症状
主な症状は下記が挙げられます。
眼が赤くなる(結膜、強膜の充血)。
角膜が白くなる(角膜浮腫)。
涙が増える。
眩しそうに眼を細める。
眼球が大きくなる
◆検査方法
疾患の診断として、下記の検査を行います。
①全身の検査
②眼科検査 眼圧検査:眼球内の圧を計測します。
③スリットランプ検査:眼球表面から内部の検査を行います。
④眼科超音波検査:
超音波を用いた、眼球検査を行い、眼球の大きさや内部構造の変化を診ます。
◆治療法
続発性の場合は、原因となっている病気の治療を行います。
内科的治療としては、下記を行います。
・点眼により、房水の産生を抑える、房水の排出を促がす。
・点滴による眼圧の効果を試みる。
内科的治療を行ったものの効果がない場合は、外科的治療へ移ります。
外科的治療では、内科的に眼圧のコントロールができず、視覚喪失の危険性が高まる場合に行い、
専門医の診断、治療が必要となります。